ASSET MANAGEMENT
資産運用

資産運用の必要性

「貯蓄から投資へ」という言葉を耳にしたり、目にする機会が増えています。
これは、大切なお金を低金利の預貯金に眠らせるのではなく、元手として積極的に働かせる努力が必要になってきたということ。

ではどうして今、「投資」が求められているのでしょうか?
その背景を理解するために、時代を遡って一緒に考えていきましょう。

子供の頃にもらったお年玉。皆さんはどのように使っていましたか?
ゲームやマンガ、洋服など、欲しいものはたくさんあるけれど、「無駄遣いしないで貯金しなさい!」と親に言われ、銀行や郵便局に預けていた人も多いはず。

金融の世界で「貯蓄」と呼ばれるこうしたお金は、かつては高い金利のおかげで「ただ預けているだけ」で殖えていきました。 高度経済成長期を迎え、日本が先進国へと駆け上がっていたころの話です。

その後も日本経済は順調に成長を続け、1989年末には日経平均株価が最高値(38,915円87銭)を記録。
まさしく、順風満帆な経済情勢だったといえるでしょう。

ところが90年代に、状況は一転。
バブル経済が崩壊し、華やかなりし時代は息をひそめてしまいます。
地価や住宅価格の急落などにより不良債権が拡大し、大手金融機関も相次いで破綻に追い込まれてしまいました。 戦後初のマイナス成長を余儀なくされ、日本銀行は、ゼロ金利政策を敢行し、2016年1月29日からマイナス金利政策の導入。

低金利時代の幕開けとともに、銀行や郵便局に「ただお金を預けているだけ」では、貯金はなかなか殖えなくなってしまいました。

金利(公定歩合)の推移

出所:日本銀行

漠然とした将来への不安…

恒常化する低金利時代に加えて、気にかかるのは将来の「年金」のこと。

日本の年金制度は基本的に、今の現役世代から集めた掛金を今の年金世代に渡すしくみになっています。 ところが日本では「少子高齢化」が急速に進んでいるので、現役世代が減り、年金生活者を支えることが難しくなってきています。老後の生活費を年金だけに頼るのは難しそうです。 事実、老後の生活について不安を抱える人は、じわじわと増えてきています。

出所:総務省「国勢調査」、国立社会保険・人口問題研究所「日本の将来推計人口」(平成18年)

自分の「将来」を、自分で考える時代へ

これまで見てきたように、低金利時代で貯金だけではお金が殖えない、年金にも頼れそうにない、そんな時代に私達は生きているようです。
そんな時代でも、人生を歩んでいけば、例えば、結婚、子供の誕生、住宅の購入、子供の教育、老後、...といったお金のかかるイベントが待ち受けています。

このような時代だからこそ、「いつ頃に、どんなイベントが待ち構えているのか?」「そのイベントにはどのくらいの費用がかかって、どうしたらその費用を作ることができるのか?」と、前もって考え、それに備えてお金を作っていく必要性が増してきているといえそうです。

ここで大切なのは、お金を預貯金に眠らせたままにしておくのではなく、そのお金を元手にしてお金を増やす「資産運用」の考え方です。いわば、自分のお金にも働いてもらおうということです。

資産運用と投資信託

数%の利回りが、数年後には大きな差を生む

資産運用の考え方は「複利」の効果と切り離すことができません。
複利とは、運用の結果の利息分を再び運用に回して利息を得る方式のこと。逆に、元本にのみ利息がつく方式を「単利」といいます。

たとえば、100万円を年率5%で運用したとします。すると20年後には、単利で運用した場合には200万円にしかなりませんが、複利では約265万円になります。単利と複利は運用の年数が長いほど差が広がっていきます。

それでは、ここで資産運用のシミュレートをしてみましょう。

たとえば今、100万円を持っていたとします。これを年利1%の定期預金に預けた場合、例え複利でも20年後には約122万円にしかなりません。一方、運用利回り5%で20年間運用できた場合、100万円は約265万円にまで増える計算となります。

100万円を1・3・5%の利回り(複利)で運用した場合の推移

投資信託で始める資産運用

資産運用をする上で欠かせないのが「分散投資」の考え方。
資産をある商品に集中的に投資した場合、その商品の値が大きく下がってしまえば、大きく資産が目減りしてしまいます。これを防ぐために、資産をいくつかの商品に分けて投資する。それが「分散投資」です。

ただし、分散投資にはある程度まとまったお金が必要です。日本で上場している株式に分散投資する場合を考えてみると、一銘柄最低でも数十万円くらい用意しないと買えない銘柄がほとんどです。分散の効果が得られる複数の銘柄に投資するには大きなまとまったお金が必要になります。

「もっと手軽に分散投資をしたい」という方には、投資信託が向いています。 投資信託とは、少額から分散投資を行うことを可能にするために生まれた金融商品です。大きなお金を用意しないとできなかった分散投資が、投資信託であれば1万円程度から行うことが可能になります。投資信託は、多くの個人がお金を出し合って、大きな資金のかたまりにして投資を「運用会社」と呼ばれる運用の専門家にまかせる仕組みです。投資信託に投資をすることで、個人が出すお金は少額でも大きな資金として投資をしたような効果が得られます。

当社では、お客様のリスク許容度と目的に合わせた最適なポートフォリオを作成し、資産運用プラン(アセットアロケーション)のご提案と実行サポートをしております。

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このように、低金利時代の幕開けによって資産運用の方法や考え方は大きく変化しました。
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