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賢い住宅ローンの借方・返済方法
2021/12/30
公式ブログこんにちは、保険代理店のイデアルライフです。
今回は、住宅ローンについて話をしたいと思います。
昔からよくある質問なのですが、住宅ローンを組む時に頭金を入れたほうがいいのか?それともフルローンで全額借りたほうがいいのか?というものがあります。
この答えなのですが、
「その時代の金利によって、やり方が違う」
が正しい回答です。
30年ぐらい前の時代は住宅ローン金利が6%〜8%でした。
今は、変動金利だと0.5%ぐらいです。
例えば、3000万円を35年フルローンでした場合の比較をします。
金利を仮に5%だとします。
そうすると月々の支払いが151,406円になります。
総返済額は63,590,316円となり利息が33,590,315円にもなります。
今の金利の0.5%だと
月々の支払いが77,875円です。
総返済額は32,707,560円となり利息がわずか2,707,560円です。
毎月の支払いが73,531円の変わり、利息も3000万円以上も違います。
つまり、金利が高い時には頭金を入れたほうが得になります。
仮によく言われてる2割を頭金に入れたとします。
600万円が頭金なので、借り入れは2400万円になります。
35年ローンで金利5%の場合は、月々の支払いが121,125円になり、
先ほどのフルローンと比べて、3万円も安くなりました。
金利0.5%の場合ですと、月々の支払いが62,300円になり、
先ほどのフルローンと比べて1万5000円ぐらい安くなりましたが、金利5%の時よりはインパクトは小さくなりました。
このように、時代によって金利が変化するのであって、金利が高い時には、利息や毎月の支払いを少なくするために頭金をより多く入れることが正解であり、今のように史上最低限の金利であるならば、全額借りるほうが正解なのです。
つまり、もし住宅に回す頭金があるのなら、違うことに使うのが正しい判断になります。車を買うためのカーローン、教育資金のための教育ローン、リフォームのためのリフォームローンなど、これらの金利は1〜3%と住宅ローン金利よりもはるかに高いのです。これら金利が高い方は現金で支払い、金利が安い住宅ローンは借りていたほうがお得になります。
また、住宅のための頭金を資産運用に回す方法もあります。住宅ローンの借入金利よりも利回りの良い資産運用をすれば、頭金で使うよりも得したことになります。
このように、賢い住宅ローンの借方・返済方法のご相談や、将来のための資産運用の話を聞きたい方は当社にご相談してみてください。
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