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再生医療の可能性を考える
2022/03/15
公式ブログこんにちは、保険代理店のイデアルライフです。
突然ですが、「再生医療」をご存知でしょうか?
言葉はよく聞いたことがあるかと思いますが、正確にはなかなか知る機会がないかもしれませんね。
「再生医療」とは、病気やけがなどにより障害や損傷を起こした身体の部位や臓器に対して、細胞を利用し、その機能の修復・再生をはかる治療のことです。
現在の医学では治療が困難であったり、治療法が確立していない病気であっても、再生医療によって治癒させたり、症状を改善させたりできる可能性もあり、いま新しい医療として期待されています。
再生医療として用いられる細胞(幹細胞)には、いくつか種類がありますが、その中でも山中伸弥教授が開発しノーベル賞を受賞したiPS細胞は有名です。このiPS細胞は体の細胞を利用し人工的に生み出す幹細胞ですが、体性幹細胞と言ってもともと体内に存在する幹細胞もあります。
病気に備えて幹細胞は保管できる。
体性幹細胞が豊富に含まれているのが「臍帯血」。
臍帯血とは、赤ちゃんとママを繋ぐへその緒の中を流れる血液のこと。
臍帯血は再生医療などに役立てるために保管しておくことができます。それを臍帯血バンクといいます。
公的バンクと民間バンク。
臍帯血バンクには公的バンクと民間バンクがあります。
公的バンクは言わば、ボランティア的な活動で自分の赤ちゃんの臍帯血を他の人に使ってもらうために無償で提供するものですが、民間バンクは赤ちゃん本人やご家族のために保存されます。
今、民間バンクに臍帯血を預けている人が増えています。
公的バンクで保管された他人の臍帯血は、利用できる病気の種類や条件、範囲が法律で決められていることもあり、お子さまの万が一の病気の治療の際、副作用がなく安心して自身の細胞を利用することができる民間バンクを選択する方が増えているそうです。
また、臍帯血は分娩の時にしか採ることができない貴重なものです。
ご出産を控えた方は、将来の再生医療を見据えて初めての誕生日プレゼントとして臍帯血保管を考えてみてはいかがでしょうか?
民間臍帯血バンクに関して詳しい情報はこちらへ