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損害保険代理店のあり方について
2022/04/21
公式ブログこんにちは、保険代理店のイデアルライフです。
今回は、法人企業様の事業リスク管理から事故対応まで、損害保険業務に精通する一人、
本店営業部 鶴井(つるい)の考えを紹介します。
――代理店にはどんな種類がありますか?
一つの保険会社とだけと代理店委託契約を締結して、その会社の損害保険契約の募集を行う専属代理店と、二つ以上の保険会社を取り扱う代理店である乗合代理店の二種類あります。
――損害保険代理店を取り巻く環境についてどう思われますか?
10年以上も前から、各保険会社は、運営効率化の観点から専属の損害保険代理店の合併・再編成を行なっています。毎年のように起こる大規模な自然災害による損害事故の影響もあり、その速度が増しているように思えますが、それがお客様本位の合併・再編成かは疑問が残ります。
――お客様本位の損害保険代理店の合併・再編成とは?
お客様から見て、同じ損害保険会社の専属代理店同士が合併したところで、新たに商品が増える訳でもなく内容が良くなる訳でもありませんし、逆に、強引な合併・再編成が保険代理店の組織運営を歪めてしまい、サービスの低下につながることもあるかもしれません。
異なる損害保険会社の保険代理店同士が合併すれば、お客様は異なる保険会社の商品を比較検討することが容易となり、保険への安心感・信頼感がより増すと考えます。
――複数の損害保険会社を取り扱う乗合代理店が有利ということでしょうか?
お客様の中には、損害保険募集人である人に任せており、どこの保険会社に入っているのかをあまり気にされていない方もいらっしゃいます。
しかし、保険販売チャネルが多様化する中、複数の保険会社を比較すら出来ない専属代理店は、保険販売チャンスを逃している事は間違いない事実です。特に法人企業様との損害保険取引を永続的に行う上では、乗合代理店でないとその企業様にとって有益な情報提供をできないと考えます。
――損害保険募集人とはどうあるべきでしょうか?
損害保険募集人は、損害保険契約を締結する代理権を有しています。重大なる責任を負っています。お客様が企業様ですと、財務診断・資産診断からリスク回避手段のご相談、保険契約申し込みから事故時サポート、クレーム相談までと実務経験と実績が必要となります。どちらかと言えば、職人技のような専門的職業人であるべきと思います。
――損害保険における専門的職業人とはどのような人でしょうか?
お客様に対して、感謝感動の気持ちを絶やさず、今できる最善を行う人で、所属する保険代理店(法人)のお客様サポート力や組織運営力の向上に尽力し、取扱保険会社の代理店サポートや事故サポートを最大限に引き出す事のできる人で、かつ、お客様の損害保険リテラシー向上に一役を担える人と考えます。
私は、専門的職業人であり続けたいと思います。
――お客様に求められる理想の保険代理店(法人)とは?
お客様志向のもと、複数の保険商品を比較提案できるのはもちろんの事、保険募集人が病気や怪我等で、
保険現場を一時的に離れざるを得ない場合、組織としてのバックアップ体制がある事。
また、持続可能な開発目標SDGsの観点からも、保険募集人の退職慰労金や、後継者育成等の構築や改善を常に図っている事。
理想の保険代理店とは、保険募集人が、自分の子孫も働いて欲しいと思える保険代理店と考えます。
私たちイデアルライフは、理想を追求する未来志向の保険代理店です。