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iDeCoとNISAの違い
2022/04/14
公式ブログ
こんにちは、保険代理店のイデアルライフです。
今回はiDeCoとNISAの違いについて話をしたいと思います。
まずはiDeCoとは、自分で決めた額(掛金)を積み立てて運用し、60歳以降に受け取る年金のことです。公的年金にプラスできる「もう一つの年金」で大きな税制優遇が特徴です。
iDeCo(個人型確定拠出年金)の概要
①自分で拠出
自分で設定した掛金を拠出して積み立てていきます。
②自分で運用
自分で選んだ運用商品(定期預金、保険商品、投資信託)で掛金を運用し、老後の資金を準備します。
③年金受取
受取額は、拠出した掛金の合計額や、運用成績によって、一人ひとり異なります。
iDeCoは、私的年金制度の一つになります。公的年金ではないため、加入は任意となります。また、加入の申込、掛金の拠出、掛金の運用の全てをご自身で行い、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受け取ることができます。
国民年金や厚生年金と組合せることで、より豊かな老後生活を送るための一助となります。
※厚生労働省ホームページ参照
次はNISAです。
NISAは少額投資非課税制度のことです。
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ)という相性がついています。
NISAは、成年が利用できる一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAの三種類があります。
一般NISAは、株式・投資信託等を年間120万円まで購入でき、最大5年間非課税で保有できます。
つみたてNISAは、一定の投資信託を年間40万円まで購入でき、最大20年間非課税で保有できます。
ジュニアNISAは、株式・投資信託等を年間80万円まで購入でき、最大5年間非課税で保有できます。
※2024年以降は内容が変更される部分があります。
※金融庁ホームページ参照
それではiDeCoとNISAどちらがいいのでしょうか?
という質問に対しての回答は、「お金を使う目的と時期」によります。
iDeCoの場合は60歳まではお金を引き出すことができませんので、老後資金としては有効ですが、それ以前にお金が必要な人には向いていません。
逆に、5年後10年後に数百万円ほどのまとまったお金を効率的に使いたいという場合にはNISAが向いています。
また、iDeCoとNISAを併用して加入することも可能です。
しかし実際にはiDeCoとNISAの割合をどのようにしたらいいのでしょうか?
自分にとっての有効な資産運用は何か?は、個人の収入と支出、資産状況、年齢や健康状態などによって全て違います。
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