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インフレ対策を考える生き方とは

2024/11/07

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インフレ対策を考える生き方とは

こんにちは、保険代理店のイデアルライフです。

 

今回は、インフレ対策の話をしたいと思います。

 

前回のコラムでは「日銀が3月にマイナス金利政策を解除して金利を引き上げた理由の背景には、経済と物価の見通しから2%の物価目標に近づいたと判断したからという事です。今年の春闘の平均の賃上げ率は33年振りに5%を超える高い水準となりました。日銀はこうした賃金の上昇分を販売価格に反映する動きが強まっていてサービス価格の緩やかな上昇が続いているとみています。また、歴史的な円安により、輸入物価は上昇に転じているため、物価が更にあがる可能性があるからです。」と説明をしました。

 

日銀は消費者物価の前年比上昇率を2%とする目標を打ち立てておりますが、物価が毎年2%上昇した場合、100万円の物は5年で約110万円まで上昇します。つまり、現金のままおいている100万円(ほぼ利息がない預貯金をしている場合も同じ)のお金の実質的価値は、5年後、約90万円相当まで目減りしているということになります。

 

それでは、物価が2%上昇しているのと同じ2%給料が増えたとしましょう。この場合、その1年の生活レベルは変わりませんが、預貯金などの資産が年利2%以上増えない限り資産価値は毎年減っていることは変わりないのです。

 

そう考えると物価上昇(インフレ)に対して、我々が考えられる手段として下記の3つがあります。

 

① 節約して生活水準を下げる
② 給料を物価上昇率以上に上げる(資格を取る・実績を上げる・転職するなど)
③ 預貯金などの資産を物価上昇以上に運用する

 

帝国データバンクの調査によると、2024年10月の食品値上げは2911品目に及び、4月を上回る年内最大の値上げラッシュだと言います。また、不動産の地価も3年連続で上昇しております。郵便代も10月から大幅値上げしました。このように世の中のありとあらゆるものが値上げしていく中で、①の節約するというのにも限界があると思われます。もちろん、今まで無駄に使っていたものや携帯料金の見直しや、光熱費の節約など出来る部分を頑張ることも必要かもしれませんが、それでも預貯金に対する価値の目減りを止めることはできません。②の資格を取得したり、自分の能力を上げることで給与を上げたり、転職したりすることも長い目で見たら非常に有効な手段だと言えます。ただ、この場合はバリバリに元気で働ける年齢でしたら良いのですが、定年後も生きていかなければなりませんので、そう考えるとやはり③が必要になってきます。③は今ある資産を物価上昇率以上に運用することと、これから収入として入ってくるお金も同じく物価上昇以上に運用することにあります。このことは、22歳の新卒で働いている人でも、60代以上で定年する人にも当てはまります。

 

子どもがまだ小さいご家族の場合は、③だけではなく①の節約や②の能力アップや給与のいい企業に転職をするという手段も考える必要もありますが、①と②はいつまでも続けられるものでもありません。

 

インフレ対策を考える生き方とは、そのご家族や年齢や状況に応じて①②③を組み合わせて生きていくのが良いのですが、イデアルライフでは③の資産運用を得意としており、多くの方々の資産運用のお手伝いをしてきました。

 

インフレの対策を考えたい人や、資産運用をやりたいがどうしたらいいのか分からない人など、お気軽に当社まで相談してみてください。

 

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